失敗しない就活のやり方~就活は誰かに相談しながら進めよう~

失敗しない就活のやり方

就活をスタートするにあたり、何から手を付けたらいいのかわかりません。就活のやり方、はじめ方はありますか?

わからないことばかりなのは当然です。でも誰かに質問をする姿勢がすばらしいですね。実はそれがとても大切なのです。
では「失敗しない就活のやり方」について詳しくご紹介しましょう。

【目次】

【就活のやり方①】就活時に「どんな仕事がしたいかわからない」は当たり前

就活を始めるにあたって、まず自分がどんな仕事をしたいのか考えましたが、よくわかりません。
これじゃあ、どこの会社も採用してくれませんよね……

社会に出たことがないのですから、就活時に学生が、やりたいことが見つからないのは当たり前です。

社会人になってから「最初の3年」で、あなたのビジネスライフは決まります。
「三つ子の魂百まで」ということわざの通り、「最初の3年」で身につけたビジネスの習慣や仕事に対する姿勢は、この先何十年も消えません。
だからこそ「最初の3年」を過ごす就職先は慎重に選ばなければなりません。ところが日本では「最初の3年」で、実に30%以上の人が転職しているというデータがあります。(厚生労働省が令和2年に公表した「新規学卒就職者の離職状況」より)

そんなに転職しているんですね。でもどうして新卒で入社したのに3年以内で転職してしまうのでしょう?

それは、「入社後ギャップ」といって、入社する前に思い描いていたイメージと、入社後に実際に働いてみて肌で感じる現実とのギャップが大きいことが原因です。

ビジネス社会の経験がないにも関わらず、自分ひとりで就職活動をおこなうと、入社後に「こんなはずじゃなかった」という失望感を生みかねません。

【就活のやり方②】就活では誰かに「相談すること」が大切

みんなは「本当にやりたい仕事」とかあるんでしょうか……?

多くの学生は、「本当にやりたい仕事」など皆目見当すらつかないはずです。社会に出たことがないのですから、むしろそれが当たり前なのです。

例えば、あなたが今まで一度も行ったことのない国に旅行するとしましょう。事前に何も調べないうちから「行きたい場所」や「食べたいもの」をパッと頭に浮かべることができるでしょうか。そんなことは絶対にできませんね。就職もまったく同じです。
就活生は「ビジネス社会」という見知らぬ地に足を踏み入れなくてはなりません。そんな中で何の予備知識もないままに、やりたいことを見つけるのは不可能といえます。

だからこそ、自分ひとりで就活するのではなく、誰かに相談する姿勢が大切なのです。

【就活のやり方③】親、先輩、大学の就職支援センターなど大人に相談しよう

大学受験の時、学生の多くは将来のことなど関係なしに、単に自分の偏差値に見合った大学と学部を選んでいるでしょう。そんな状況の学生たちが、ひとりで就職先を選べるでしょうか?

無理だと思います……。だから、ひとりで突き進むのではなく、誰かに相談して助言をもらうようにするということですか?

その通りです。
そこで大切なのが、親、先輩、大学の就職支援センターなどの大人を頼ることなのです。

【就活のやり方④】会社を選ぶ時は第三者の冷静な視点が不可欠

もし、もらったアドバイスが自分の意見と違っていたらどうすればいいですか?

そのアドバイスの理由に納得したなら、従った方がよいと思います。

特にビジネスに精通している親からのアドバイスは的を射ていることが多いので、聞く耳を持たないで入社を決めると、入社してから後悔する可能性が高いと考えてください。
就職活動中は「自分の強み」を意識することが多く、「自分の弱点」や「不向きなこと」から目をそらしてしまいがちです。また選ぼうとしている会社に対しても「ポジティブなところ」ばかりに意識が集中し、「ネガティブなところ」に蓋をしてしまう可能性が高くなるものです。

就活生が入社する会社を選ぶうえでは「ネガティブ」も「ポジティブ」も指摘してくれる第三者の冷静な視点が必要なのです。

まとめ

  • 就活時の「どんな仕事がしたいかわからない」は、当たり前
  • 就活では、ネガティブもポジティブも指摘してくれる第三者の冷静な視点が絶対に必要
  • 親、先輩、大学の就職支援センターなど社会人経験のある人生の先輩に積極的に相談しよう



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